ホームラン・パレード

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【岡本和真8位】米専門誌が発表した「2026年に注目のルーキートップ20」をホームラン目線でチェック(2)【村上宗隆12位】

 前回は、アメリカの米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」で掲載された、2026年に注目のルーキートップ20の話題を取り上げました。今年からMLBに挑戦する日本人3選手もそろってランクインされ、岡本和真選手(ブルージェイズ)が8位、今井達也投手(アストロズ)が9位、村上宗隆選手(ホワイトソックス)が12位となっています。

 

岡本和真が日本人最上位の8位 今井達也は9位、村上宗隆が12位 米専門誌が新人ランキングトップ20掲載(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

Top 20 MLB Rookies For 2026

 

 トップ20にランクインしたルーキー選手のうち、特にホームランが期待できるパワーヒッターに注目し、前回は10位までにランクインした選手を取り上げました。今回は11位以降のランクイン選手について取り上げます。

 

 

 

【11位】サル・スチュワート(シンシナティ・レッズ)/一塁手、22歳

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 2022年MLBドラフト1巡目追補(全体32位)でレッズから指名されたスチュワート選手は、昨年(2025年)にAA級チャタヌーガ・ルックアウツとAAA級ルイビル・バッツの2チーム合計で118試合に出場すると、20本塁打、打率.309、OPS.907の好成績を記録しました。また、同年のオールスター・フューチャーズゲームにも出場しました。

 その後、9月1日の対ブルージェイズ戦でMLBデビューを果たすと、6日の対メッツ戦ではバックスクリーンに飛び込む特大のMLB初本塁打を記録。同年は18試合の出場で5本塁打、打率.255、OPS.839の成績を残しました。

 強打の一塁手として有望なスチュワート選手ですが、レッズには今年、かつての主砲エウヘニオ・スアレス選手が戻ってきました。現状、一塁のレギュラーはスアレス選手となるため、スチュワート選手は他のポジションあるいは指名打者としての起用が見込まれています。

 

Sal Stewart Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

 

【12位】村上宗隆(シカゴ・ホワイトソックス)/一塁手、26歳

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 NPB史上初の5打席連続本塁打、NPB歴代2位のシーズン56本塁打、NPB最年少での三冠王獲得など、日本で数々の偉業を達成してきた村上選手が、いよいよ活躍の場をMLBへ移します。今年からシカゴ・ホワイトソックスでプレーする村上選手がランキング12位となりました。

 村上選手は2017年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズへ入団すると、高卒1年目の2018年に早くもプロ初本塁打を記録。翌2019年は高卒2年目ながら全143試合に出場して36本塁打を放ちました。

 その後も順調に力を伸ばしてきた村上選手は、2021年に自身初となる本塁打王のタイトルを獲得すると、翌2022年に先述した5打席連続本塁打、シーズン56本塁打、三冠王獲得など圧倒的な成績を残して国内外の野球ファンに衝撃を与えました。また、村上選手は2020年東京オリンピックや2023年WBCなどでも活躍しており、海外の投手との対戦も多く経験しているのも強みです。

 紙面では、三振の多さや守備位置(主に一塁手、あるいは指名打者)が懸念点として挙げられており、それが8位の岡本選手との差となりました。しかしながら、長打力に関しては村上選手の方が高く評価されており、30本塁打も可能であると書かれています。MLBでのさらなる飛躍を期待しています。

 

村上 宗隆(東京ヤクルトスワローズ) | 個人年度別成績 | NPB.jp 日本野球機構

 

 

 

【13位】カーソン・ベンジ(ニューヨーク・メッツ)/外野手、23歳

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 ベンジ選手は高校時代から投手と外野手の“二刀流”選手として活躍し、2024年MLBドラフト1巡目(全体19位)でメッツから指名されました。プロでは外野手に専念するということで、2025年はメッツ傘下のマイナーチーム(3チーム)で計116試合に出場し、15本塁打、打率.281、OPS.857の好成績を残しました。しかしながら、AAA級シラキュース・メッツでは、打率.178、OPS.583と苦戦した印象で、今シーズン中のMLBデビューは微妙かもしれません。また、紙面においては、長距離打者というよりも万能型の選手として評価されています。

 

Carson Benge Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

【14位】コルト・エマーソン(シアトル・マリナーズ)/遊撃手、20歳

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 エマーソン選手は、2023年MLBドラフト1巡目(全体22位)でマリナーズの指名を受けてプロ入り。昨年はA級から一気にAAA級まで昇格し、マイナー3チーム合算で130試合、16本塁打、打率.285、OPS.841というキャリアハイの成績を残しました。

 現在、マリナーズにはJ.P.クロフォード選手やブレンダン・ドノバン選手ら有力な二遊間選手が多数在籍しており、内野手としての出番を勝ち取るのは容易ではありませんが、若さと勢いを生かして、まずはMLBデビューを果たしてもらいたいです。

 

Colt Emerson Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

 

【15位】チェイス・デローター(クリーブランド・ガーディアンズ)/外野手、24歳

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 2022年MLBドラフト1巡目(全体16位)でガーディアンズの指名を受けたデローター選手は、昨年(2025年)AAA級コロンバス・クリッパーズで34試合に出場し5本塁打を記録。そして、ワイルドカードシリーズとなった対タイガース戦の第2戦に先発出場し、何と史上6人目となるポストシーズンでのMLBデビューを果たしました。デローター選手はこのシリーズでMLB初安打を記録しています。

 なお、デローター選手は怪我による試合欠場が多く、過去の4シーズンでマイナー138試合の出場に留まっています。昨年は手首の手術も行っているそうで、紙面ではデローター選手の健康問題について懸念を示しています。

 

Chase DeLauter Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

 

【16位】ディラン・ビーバーズ(ボルチモア・オリオールズ)/外野手、24歳

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 ビーバーズ選手は2022年MLBドラフト戦力均衡ラウンドA(全体33位)でオリオールズの指名を受けプロ入り。昨年(2025年)はAAA級ノーフォークで94試合に出場し、18本塁打、打率.304、OPS.935の好成績でAAA級インターナショナルリーグのシーズンMVPに選出されました。

 そして、ビーバーズ選手は同年8月16日の対アストロズ戦でMLBデビューを果たすと、その試合の9回にMLB初安打となる二塁打を記録。さらに8月25日の対アストロズ戦ではMLB初本塁打を記録しました。

 映像を見る限り、ここまでランクインしてきた各ルーキー選手(日本人選手を除く)の中で、最もバッティングが完成されている選手のように感じます。紙面に書かれているように、今シーズンの左翼手のレギュラーの座を射止めたというのも納得できます。

 

Dylan Beavers Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

 

【17位】オーウェン・ケイシー(マイアミ・マーリンズ)/外野手、23歳

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 ケイシー選手は2020年MLBドラフト2巡目(全体45位)でサンディエゴ・パドレスから指名されてプロ入りすると、同年オフに複数選手が絡むトレードでシカゴ・カブスへ移籍。トレード相手の中にはダルビッシュ有投手も含まれていました。

 その後はカブス傘下のマイナーチームでプレーし、昨年(2025年)はAAA級アイオア・カブスで99試合に出場して22本塁打、打率.286、OPS.937を記録。そして8月14日にMLBデビューを果たし、8月19日の対ブルワーズ戦ではMLB初安打を本塁打で飾りました。

 2026年1月、ケイシー選手およびマイナー2選手とエドワード・カブレラ投手との交換トレードが成立し、ケイシー選手はマーリンズへ移籍することに。早くも自身3球団目となったマーリンズでは、パドレスやカブス以上に出場機会が得られそうなので、新天地での活躍が期待されます。

 

Owen Caissie Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

 

【18位】ブライス・エルドリッジ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)/一塁手、21歳

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 エルドリッジ選手は2023年MLBドラフト1巡目(全体16位)でジャイアンツから指名されると、昨年(2025年)は3チーム合計で102試合に出場し、25本塁打、打率.260、OPS.843の成績を残しました。そして、9月15日の対ダイヤモンドバックス戦でMLBデビューを果たします。

 現在は主に一塁手や指名打者としてプレーしていますが、プロ入り時は外野手と投手をこなす“二刀流”選手でした。今後“二刀流”での起用はあるのでしょうか。気になるところです。

 

Bryce Eldridge Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

 

【19位】ジョー・マック(マイアミ・マーリンズ)/捕手、23歳

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 マック選手は2021年MLBドラフト戦力均衡ラウンドA(全体31位)でマーリンズから指名されました。昨年(2025年)はAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズとAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプの2チームでプレーし、計112試合に出場して、21本塁打、打率.257、OPS.813の記録を残しました。

 現在、マーリンズは複数の捕手を併用するオーダーを組んでおり、マック選手は、リアム・ヒックス選手、オーガスティン・ラミレス選手に次ぐ3番手捕手に位置付けられています。他の選手の調子次第では、マック選手の出番が増えるかもしれません。

 

Joe Mack Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News | MLB.com

 

 

 

 村上選手はもちろん、他にも期待のパワーヒッターが多くランクインしていました。個人的には16位にランクインしたディラン・ビーバーズ選手(オリオールズ)が好印象で、岡本選手(ブルージェイズ)、村上選手(ホワイトソックス)の強力なライバルになりそうな気がします。奇しくも3選手ともア・リーグに所属していますので、新人王やルーキー・オブ・ザ・マンスの投票でも激しく競い合うことになるでしょう。

 

 なお、余談ではありますが、ロサンゼルス・ドジャースに所属している選手がランクインされていないのは残念でした。優秀な選手を多数集めているドジャースなので、期待の若手選手は、他のチームへトレードされてしまったのでしょうか…。